学校日記

12/20(月) 2年生 道徳の授業

公開日
2021/12/20
更新日
2021/12/20

2年生

「語りかける目」という阪神淡路大震災に起きた悲劇を題材にした教材で、いかに強く生きるかについて話し合いました。ある少女が、母を大震災の火災で、目の前で亡くし、火災が沈下したあと、遺骨を探しだし、鍋に入れて避難所に持ち帰っていました。鍋を見つめる少女の姿から、強く生きるとはどういうことなのかを話し合いました。みなさん真剣になって話し合っていました。悲しみや困難を背負い、乗り越えた人間こそ強くなれるのだと思いました。
少女が母親の分まで幸せに生きていることを願わずにはいられない、そんなお話でした。みなさんは、悲しみや困難を背負い、乗り越えた経験はありますか?
そう言えば、武田鉄也さんの贈る言葉という歌の歌詞に「人は悲しみが多いほど人には優しくできるのだから」というフレーズがありますが、人に優しくできる人には、悲しみを体験している人がいるなと思い出しました。