学校日記

4/7(木) 入学式(2)

公開日
2022/04/07
更新日
2022/04/07

阿久比中学校

校長式辞です。(以下抜粋)
 小学生から中学生になると、環境が大きく変わります。まず、四つの小学校が一つになるのですから、一緒に勉強する友達が増えます。教科によって先生が替わります。勉強も難しくなっていきます。授業時間も五分増え、大放課はありません。このような環境の変化で、戸惑うことも多いでしょう。今から始まる中学校生活は楽しいことよりもつらいことの方がひょっとすると多いかもしれません。
 そもそも学校は楽しいところではありません。学校は、自ら楽しむところです。だれかに楽しませてもらうのではなく、自ら学校生活を楽しむような主体性のある生徒になってください。
 中学時代は、一生に一度しかないのです。後悔しても時は戻って来ないのです。嫌なことがあっても乗り越える強い心を育てる場でも学校はあるのです。
「心」という漢字に「刃」という漢字が合体すると、「忍ぶ」つまり、耐えるという意味の漢字になります。どうか、心に刃を持った人間になってください。耐え忍び、乗り越えた者こそが強い人間と言えるのです。そして、強い人間は、困っている人、苦しんでいる人を助けるのです。強い人間が増えれば、この社会はもっと明るくなっていきます。住みよい社会を築く人間になってください。
 皆さんのこれからの心身の成長を心から期待しながら、三年間、応援していきます。