12/22(金) 2学期終業式
- 公開日
- 2023/12/22
- 更新日
- 2023/12/22
阿久比中学校
2学期終業式が行われました。今回は2年生が体育館に集合し、1・3年生は教室からTeamsで参加しました。
(以下、校長式辞より)
まずは、2学期お疲れ様でした。
この2学期を振り返りますと、桜輝祭とAMFの2大行事がありました。2年生のみなさんはキャンプもありましたね。どの行事もみなさんの持っている若さ溢れるパワーと団結力、思いやりと優しさを感じ取ることができました。心も体もより成長してくれたと実感しています。また、部活動やコンクールでも全国大会や県大会等で大いに活躍してくれました。先日行われた市町村駅伝で、阿久比町は大会2連覇を果たしてくれましたが、町の代表選手の中に阿中生が大活躍してくれたことも誇らしく思います。
さて、今日は終業式に際し、「正比例の人生」と題してお話をします。先日、英比小学校の校長先生が会の冒頭、こんなことを話されていました。人前や知らない人とお話するのは勇気がいりますが、勇気が増えれば自信が増えると言われました。私もなるほどと思いました。つまり勇気と自信は正比例の関係になる訳です。他にも何かが増えれば、何かが増えるものはたくさんあると思います。人生というキーワードを追加すると少し限定されますが、どんなものがあるか考えてみてください。例えば、「贈る言葉」という歌がありますが、その歌詞に、「人は悲しみが多いほど、人には優しくできるのだから」というフレーズがあります。「悲しみが多いと優しさが多くなる」。これは、悲しみを味わった人間は、悲しみをもつ人間の心の痛みがわかるので、人に優しくできるということでしょう。他に思い付いたものに、「許すことが多くなると心が広くなる」、ぜひ皆さんも考えていただいて、自信作ができたら、私のところに持ってきてください。優秀作品には豪華粗品をお渡しします。
皆さん、ぜひ、この「正比例の人生」を歩んでいただきたい。ただし、「嘘が増えると劣等感が増える」などといった悲観的な人生でなく、楽観的、前向きな人生を歩んでほしいです。
さあ、いよいよ明日からは冬休みです。楽しい冬休みにしてください。とは言え、3年生のみなさんにとっては自分の進路がまだ決まっていない人がほとんどです。自分を信じて、最後の最後まで、実力をつける冬休みにしてください。
1,2年生のみなさんにとっては、今まで学習してきたことを振り返る休みにしてください。そして、新しい2024年に向けて、一つでよいので自分で目標を決め、その目標に向けて努力してほしいと思います。自分で決めた目標を達成するということは自己肯定感や自信に繋がります。みなさんのさらなる成長を期待しています。
では、最後に、いつも言っていることですが、皆さんの命は世界にたった一つのかけがえのない命です。その命に責任を持つのは言うまでもなく皆さん自身です。自分の命をしっかり守ってください。そして、1月9日、3学期の始業式に、元気な姿で会えることを楽しみにしています。