卒業生答辞です。三年間の思い出や、先生たちや在校生、保護者へのメッセージとともに、仲間への思いが語られました。

（以下抜粋）

　共に今日まで歩んできたみんなへ。三年間はあっという間だったよね。卒業までのカウントダウンカレンダーを見るたびに寂しさを覚えたのは、きっと私だけではないはずです。みんなで一緒に笑い合えるのも、今日で最後なんだね。振り返れば、思い出すのは何気ない日常のことばかり。放課後に時間が経つのを忘れるくらい語り合ったこと。困ったときに相談にのってもらったこと。帰り道に他愛もない会話で笑い合ったこと。どれも全部、私の大切な宝物です。共に喜び合い、励まし合い、笑い合った日々を、私は絶対に忘れません。三年間をみんなと一緒に過ごすことができて、本当に良かった。ありがとう。

　寂しさも名残惜しさもあるけれど、それでも、前を向いて進んでいかないといけない時が来ました。みんなと一緒に過ごしてきた日々を強い力に変えて、今日、この阿久比中学校を卒業しよう。

　私たち３５１名は、これから先、たくさんの人と出会い、たくさんの経験を積み重ねながら、少しずつ大人になっていきます。時にはつらいこと、悔しいこと、投げ出したくなることもきっとあるはずです。それでも、自分の力を信じ、前を向いて、一歩一歩踏みしめながら歩んでいくことをここに誓います。

　最後になりましたが、これまで支えてくださった全ての方々に感謝を申し上げると共に、阿久比中学校の益々の発展を心より祈念して、答辞とさせていただきます。