12月17日(水) 理科の学習(6年生)
- 公開日
- 2025/12/17
- 更新日
- 2025/12/17
6年生
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理科の公開授業が行われました。
授業の冒頭、子ども達は「月の見え方は、月や太陽の位置とどのような関係があるのか」という問いに立ち向かいました。
月と太陽に見立てた「ボール」と「ライト」の位置関係を変えることで、月の形の見え方にどのような規則性があるのかを理解することを目指しました。
子ども達は、観察者の周りを月の模型(ボール)が一周する様子を、タブレット端末で8か所から撮影しました。あらかじめ「太陽光が当たっている側」を黄色く色分けしたボールを使用することで、空間における位置関係をより正確に捉えられるよう工夫されていました。子ども達は、前時の学習をしっかりと思い出しながら、真剣な表情で予想を立てていました。
子ども達は一人一人がタブレット端末を手に、どの角度から撮れば月の形が正確に記録できるかを考えながらシャッターを切っていました。
デジタルとアナログの融合で、撮影した写真を即座に協働学習ツールのオリジナルノートへトリミングして配置し、月と太陽の位置関係を視覚化していく姿は、GIGAスクール時代の学びを象徴していました。
協働学習ツールを使いこなし、自分たちの考えをリアルタイムで共有することで、学級全体で一つの大きな結論にたどり着くプロセスが見られました。
最後の話し合いで、「月と太陽の角度が大きくなるほど、月は丸く見える」といったきまりを、自分たちの実験データに基づいて導き出していました。