学校日記

12月18日(木) 国語の学習(1年生)

公開日
2025/12/18
更新日
2025/12/18

1年生

これまでに習った漢字の総復習として、クラス全員で漢字プリント対決を行いました。

相手は、「先生チーム」です。

今回のルールは、自分の力で考えた(分からない漢字に直面しても、まず、飛ばして、すべて解き終わってからもう一度戻って書く)後、ペアタイムでしっかり確認し、その上で先生チームとの対決に臨みます。

途中で諦めるのではなく「ええと、たしか…」と記憶を呼び起こしたり、すぐに、空中に指で書いて思い出そうとしたりして、最後まで粘り強く書き切ろうとする姿が見られました。

今回の対決で特に印象的だったのは、子ども達の「教え合い」の姿です。

ペアタイムになったときに、自分の書いた字を友達と確認し、寄り添い、「ここはもう少しこうするといいよ」声をかける場面がたくさん見られました。

自分の正解だけでなく、クラスみんなで満点を目指したいという強い思いが、友達を思いやる行動につながっています。友達に優しく書き方を教える姿には、1年生らしい純粋で温かい人間性が溢れていました。

丸付けの時間も、学びは止まりません。

「チーム先生」がおっちょこちょいのミスをすると「先生ちがーーう」と間違えた先生を責めます。

でも、私が、悲しい表情をすると、「こういうこともあるよ」「まだ次があるから切り替えて」「大丈夫だよ」と温かい声をたくさんかけてくれました。

2回戦目も、うっかりミスをしてしまった先生チームが敗北。対戦は、子ども達の大勝利でした。

学習は、個人で行うものですが、学校の楽しさは、みんなで何かを成し遂げた時の達成感を味わえることです。

友達と共に学びながら子ども達は学力だけではない、学ぶ姿勢を身に付けていきます。

4月からこれまでの学習の中で、子ども達が学級の中で身に付けてきた力を、この1時間でしっかり見ることができました。