講師の先生を招き、パラアスリートが行く！パラスポーツ体験型授業「あすチャレ！スクール」（主催：日本財団パラスポーツサポートセンター）を４年生対象に実施しました。

　子どもたちは、車いすバスケットボール用の車いすに乗せてもらい全員でリレーをしました。スポーツ競技用の車いすの操作は経験がないため、軽くきびきび動く車いすに感動していました。その後、代表児童による車いすバスケットボールを体験しました。子どもたちは、車いすを操作しながらバスケットボールをすることの難しさを感じていました。

　講師の先生による講演では、「自分を表現する『武器』をみつけよう！」をテーマにお話しをしていただきました。

　その中で、ご自身の経験から、何か不自由がありそうな人を見かけたときに、「その人の身になってみる」ということの大切さを伝えてられました。幼いころから心ない言葉をかけられてきたからこそ、子どもたちには自分事として考えられる人になってもらいたいという願いを語られました。

　足がない人を見かけたときに、子どもたちから「なんで足がないの」と聞かれたら周りの大人が想像で答えてしまうのではなく、「いつか直接聞けるといいね」と子どもたちの興味が続くようにしていく大切さを教えてくれました。

　そして、「どんなことにもチャレンジをして、やれないと自分で勝手に結論を決めるのではなく、やりたいこと、好きなことを見つけてください。」とまとめられました。

　子どもたちにとって、体験もお話も、とても有意義な時間になりました。