今週も子どもたちが楽しみにしている「なんブック」さんによる読み聞かせがありました。

「なんブック」さんは、子どもたちと本との出会いを大切にしてくださっています。本を読み聞かせる前に「知っているかもしれないけど、物語を知らない友達は内容を楽しみにしているから静かに聞こうね」と呼びかけられている方もお見えになりました。

５年１組では、「やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの？」の読み聞かせをしていました。

「やさいのがっこう」シリーズは、かわいらしい野菜のキャラクターと共に、野菜の知識が学べる絵本です。今回の話は、ふたごのいちごちゃんが主人公でした。ふたごのいちごちゃんのところに「やさいのがっこう」から入学案内が届きました。自分たちをくだものだと思っていた二人は、戸惑いながらも「やさいのがっこう」に通い始めます。でも、やはり間違いなのではないかと思うようになり、ある日がっこうを飛び出します。このお話は、野菜とくだものの違いがテーマになっていました。野菜なのか果物なのかは、見た目や味ではなく、育つ場所が関係しているということでした。なすびせんせいにやさしく教えられ、いちごちゃんたちは大切なことに気付いていきます。おいしく食べてもらいたいとがんばるいちごちゃんや野菜たち、その姿に元気をもらい、つい応援したくなるお話でした。