6月26日(水) なんブックさん読み聞かせ
- 公開日
- 2024/06/26
- 更新日
- 2024/06/26
学校生活
毎週水曜日に楽しみにしている、なんブックさんの読み聞かせがありました。
1年生に、新美南吉さんの「二ひきのかえる」を紹介していました。
この話は、『緑と黄色のかえるが、相手の嫌なところを言い合い、けんかをはじめます。そんなとき、寒い風が吹いてくると、二ひきのかえるは、もうすぐ冬がやってくることを思い出し「春になったら、このけんかの勝負しょうぶをつける」と話します。
そして、春になると、「去年のけんか、わすれたか」と緑のかえるがいい、「からだの土を洗い落してからにしよう」と黄色のかえるが呼びかけます。
二ひきのかえるは、体から泥を落とすために、池に飛びこみ、体を洗うと「きみの黄色は美しい」と緑のかえるが黄色のかえるに伝えます。
「そういえば、きみの緑だってすばらしいよ」と黄色のかえるも伝えます。
そして、「もうけんかはよそう」と言い合いました。
よくねむった後では、人間でもかえるでも、きげんがよくなるものです』
という話でした。
子どもたちが話に引き込まれて聞き入っていた姿が印象的でした。