6/8(水) 3年生 道徳の授業
- 公開日
- 2022/06/08
- 更新日
- 2022/06/08
3年生
教育実習生さんの道徳の授業がありました。「ひび割れ壺」という教材で、あらすじは、ひび割れ壺は、ひびが割れているために、水汲み人が水を半分しか運べないことに、自分のことを責め、水汲み人にお詫びします。それに対して、水汲み人は、水がこぼれる道中の道端に花の種を植え、花を咲かせることで、ひび割れ壺は役に立っていることを伝え、ひび割れ壺も、自分のひび割れていることを個性と認め、立ち直るというお話です。主人公は、水汲み人だと思いますが、この水汲み人の、短所ととらえていたひび割れを長所として生かす機転と思いやり、気配りに感服します。種は花となり、水汲み人のご主人に水と花を持っていくのですから、こんなできた人はなかなかいないでしょう。水汲み人のような人には、そうそうなれませんが、短所を長所に転じる頭のよさと思いやり、気配りを身に付けたいものです。
先生方がたくさん参観していました。随分大きな生徒が座っているなと思ったら、先生でした。道徳の授業は、心を耕す授業です。自分の価値観をオープンできる学級の雰囲気が、授業のベースになります。この学級は、何を言っても許される、そんな温かい学級でした。教育実習生の先生、お疲れ様でした。緊張しましたね。