10/13(金) 3年生 国語科の授業
- 公開日
- 2023/10/13
- 更新日
- 2023/10/13
3年生
万葉集の学習をしていました。山部赤人の「田子の浦ゆ打ち出でてみれば真白にぞ富士の高嶺に雪は降りつつ」という短歌について、「(田子の浦)ゆ」と「に」では、どのように違うのかを先生が質問されていました。助詞一つで、情景も変わってしまうのですね。
個人的には、山上憶良の「憶良めは今はまからむ子泣くらむそれその母も吾を待つらむそ」が、憶良の家族を思う気持ちと、それとなく奥さんとの仲のよさを歌っているようで好きです。もともとは宴会から帰る口実として歌ったもので、会の雰囲気を壊さないように帰っていこうとする優しい人柄がうかがえます。みなさんはどんな歌が好きですか。