今日から10日（火）までは「人権週間」です。今日のMTの時間に、校長講話を行いました。

【校長講話】

　毎年、12月4日から10日は人権週間です。「人権」とは、一人一人が生まれながらにもっている「自分らしく生きる」権利のことです。

　「自分らしく生きる」ためには、「安心していられる」「ありのままの自分でいられる」「自分を守り、守られている」「自分を豊かにすることができる」「自分で決められる」ことが大切です。ただ、これらが周りのすべての人に保証されていることが大事なんです。自分だけでなく、周りのすべての人に保証されるためにはどうしたらいいのでしょうか。

　答えは単純なことです。一人一人の違いを認めること、自分のよいところや友達のよいところを見つけること、それぞれが大切でかけがえのない存在であると認識することです。でも、この単純なことが意外と難しいんです。単純だけど難しい3つのこと、一人一人の違いを認めること、自分のよいところや友達のよいところを見つけること、それぞれが大切でかけがえのない存在であると認識することを意識して生活すると、一人一人の人権を守ることにつながります。一人一人の人権が守られると、みんなが自分らしく生きられます。自分らしく生きられると、単純だけど難しい3つのこと、一人一人の違いを認めること、自分のよいところや友達のよいところを見つけること、それぞれが大切でかけがえのない存在であると認識することを意識できるようになります。こうしてよい循環が生まれます。

　皆さんの周りに、このよい循環が生まれることを願っています。