算数の「データの整理と活用」の単元の内容を、教科書の数値を使って学習を進めるのではなく、運動会の白組の勝利に向けて、体力テストの結果や徒競走のタイム、リレーのタイムのデータを活用しました。学級活動の「楽しい運動会にするため、応援の仕方を考える（学校における多様な集団の生活の向上）」を兼ねて、自分たちの学級（白組）が勝てるようにするためには、どの得意なポイントを生かし、どんな練習を進めればよいのかということを班で議論しました。

　算数として「統計的な問題解決の方法を理解し、ドットプロット、度数分布表やヒストグラムを使って資料を整理したり、資料から代表値を分析したりする」ことについては、紙面で用意した赤組のデータを白組のデータと比べ、どんな違いあるのかを見つけようとしていました。班の中で、「何か違いがあったかな」「これだとこうならないかな」と違いを見つけたり推論をしたりして、分析した結果を基に、どんなことを練習していけばよいのか話し合っていました。よりよい集団づくりのために、算数の学習を生かして、理論的に話し合いができていました。運動会に向けて、どんな練習をしていくのかとても楽しみです。