2月21日(金) 社会の学習(5年生)
- 公開日
- 2025/02/21
- 更新日
- 2025/02/21
5年生
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「森林が果たす役割」の学習をしていました。森林には、自然林と人工林とがあり、事前に、自然林と人工林の学習をしてきました。まず、森林が果たす役割である「自然教育の場となる」「動物や植物などの生き物を養う」「土をとどめ、水を貯える」「人にやすらぎを与える」「木材を生産する」「自然災害を防ぐ」「二酸化炭素を吸収して、酸素を作り出す」の7つを短期記憶し、森林の役割を確認していました。
その上で、「森林のバランスはどんな状態がよいのか」という問題を投げかけ、「自然林が人工林よりも多い方がよいのか」「自然林と人工林が同じくらいなのか」「自然林よりも人工林の方が多い方がよいのか」という、自分の立場を明らかにして、そう考える理由を考えました。そして、その理由をグループ内で発表し合い、友達の考えから自分の考えをより確かなものにしたり、「こういうこともあるんじゃない」と視点を変える発言をしている子もいました。驚いたのは、「私から発表していいかな」と早く聞いてもらいたいという姿が見られたことです。
そして、それぞれの子どもたちがある程度の考えをまとめる頃に、授業者が、専門家によると、「自然林が守ることはとても大切です」という補足をし、子どもたちの考えを揺さぶっていました。
投げかける問題に対して、自分がもっている知識と、友達の考えという材料を基に考える力や発表する力が身についていました。
みんなが自分の考えを自信をもって発表できる環境は、とてもすごいことだなと感じました。