12月2日(火) 体育の学習:鬼遊び(36+1の基本動作)
- 公開日
- 2025/12/02
- 更新日
- 2025/12/02
1年生
+2
みんなが夢中になって取り組んでいたのは「インベーダー鬼ごっこ」です。決められたコートの中で、手前から奥のラインまで走りきる。途中に、邪魔者がいて、その邪魔者にタッチをされたら、スタートラインに戻ってリスタートを切る。思いっきり、逃げる・タッチする活動は、スポーツ庁が推奨する幼少期に身につけさせたい「36+1の基本動作」をたっぷり経験できる絶好の機会となりました。
特に、体を大きく横や前後に動かし、移動しながら遊ぶ「移動系動作」が数多く見られました。
走る:鬼に捕まらないよう一目散に逃げる時や、反対に鬼が逃げる子を追いかける時に、思いっきり「走る」動作が発揮されています。
歩く:作戦を考えながらゆっくりと間合いを詰めていました。
跳ぶ(はねる):急な方向転換や、地面を強く蹴って勢いをつけたい場面で、「跳ぶ」動作が動作の切り替えを助けていました。
くぐる(身をかわす):鬼の手をすり抜けたりするために、子どもたちは体をひねって「身をかわす」動作を無意識に行っていました。
また、単に移動するだけでなく、こうした運動の中では体のバランスをとる「平衡系動作」も同時に育まれています。
立つ:激しい動きの後にピタッと止まったり、体勢を立て直したりするときに、「立つ」という静的なバランスをとる動作が必要です。
鬼遊びは低学年の児童が抵抗なく楽しく取り組める活動であり、夢中になる中で「走る」「方向を変える」「身をかわす」といった動きを知らず知らずのうちに身に付けられます。
子どもたちは、コートという一定の区域内というシンプルなルールの中で、友達と協力したり、考えた攻め方を選んだりしながら、楽しく体を動かしていました。体を動かす楽しさや心地よさを味わいながら、友達との関わり合いも深めることができました。