7月21日(火) 英比保育園、てくてく見学(幼保小中一貫教育プロジェクト・体力向上推進部)
- 公開日
- 2026/07/21
- 更新日
- 2026/07/21
学校生活
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幼保小中一貫教育プロジェクトの体力向上推進部の活動として、低学年の担任や体育主任を中心とした職員一同で、町内の「英比保育園」と児童発達支援事業所「てくてく」さんを見学させていただきました。
今回の訪問の目的は、幼児期における子どもたちの身体活動の様子を実際に目で見て、小学校教育へのスムーズな接続と、子ども達の体力向上に向けたヒントを得ることです。
今日は夏の酷暑が厳しい日でしたが、園内では、子ども達の運動機会を損なわないよう、空調の効いた室内を最大限に活用し、熱中症対策を万全にした上で、さまざまな活動が展開されていました。
室内には、平均台やマット、跳び箱を組み合わせたサーキットや、フラフープ、そして竹馬など、子ども達が自ら体を動かしたくなるような環境が整えられており、汗をかきながらも、キラキラとした笑顔で元気に活動していました。
スポーツ庁が推奨する「幼児期に身に付けさせたい36+1の基本動作」の観点から子ども達の動きを観察すると、遊びの中に非常に多様な動きが含まれていることが改めて実感できました。
例えば、サーキット活動では「はう」「くぐる」「跳ぶ」「渡る(バランスをとる)」といった「移動する動き」や「体のバランスをとる動き」が、フラフープ遊びでは「回す」「とおす」といった「用具を操作する動き」が自然と引き出されていました。
幼児期の子どもたちは、特定のスポーツの技術を習得するのではなく、こうした遊びを通して、自分の体を思い通りに動かすための「基礎的な動き」を身に付けていきます。小学校以降の体育の授業やスポーツ活動の土台は、まさにこの時期に培われていることがよく分かりました。
今回、私たち南部小の職員も、子ども達が楽しそうに取り組んでいた竹馬に実際に挑戦させていただきました。
その中で改めて感じたのが、竹馬という遊びのもつ深い意義とねらいです。
竹馬に乗るためには、
足の指で竹(またはステップ)をしっかりと挟む
手でギュッと棒を握り、体に引き寄せる
という2つの動作が不可欠です。
これらは、単にバランスをとるだけでなく、
末端(指先・足先)の感覚や筋力の育成
体幹の安定(バランスの形成)
自分の体への意識化(感覚形成)
に直結する非常に重要な動きだなと感じました。
特に、子ども達は靴での生活が多く、足の指を使う機会が減っていると言われています。
竹馬は、遊びながら自然と足裏や足指の力を育むことができる、非常に優れた遊具であることを再認識しました。
また、竹馬は最初から乗れるものではありません。何度も失敗し、バランスを崩しながらも、諦めずに練習を繰り返すことで、少しずつ乗れるようになっていきます。
この「試行錯誤」と「達成感」の過程こそが、子ども達の意欲や粘り強さ、そして「やればできる」という自己肯定感を育む、幼児期に大切な「生きる力」の育成につながっているのだと感じました。
さらに、南部小の職員が、フラフープで子どもと対決する場面もあり、子ども達の身のこなしの軽やかさや、運動を楽しむ純粋な気持ちに、私たちも元気をもらいました。
今回の英比保育園・てくてくさんでの見学は、幼児期の身体活動が、小学校以降の学習や生活の基盤となる多様な動きや意欲を育む場であることを、肌で感じる貴重な機会となりました。
今後も、保育園・幼稚園と小学校が互いの教育活動への理解を深め、切れ目のない支援と教育を提供できるよう、幼保小一貫教育プロジェクトを推進してまいります。
英比保育園、てくてくの職員の皆様、そして元気に活動を見せてくれた子ども達、本当にありがとうございました。