学校日記

11月7日(金) 学校公開日(4組~9組)

公開日
2025/11/07
更新日
2025/11/07

4・5・7・8・9組

3・4時間目に陶芸教室を開催いたしました。この教室では、粘土のプロの先生にお越しいただき、粘土を触りながら子どもたちの気持ちを整える要素も取り入れながら、楽しく作品作りに取り組みました。「陶芸療法教室」の時間として、講師の先生は、ただ作品を作る技術を教えるだけでなく、粘土という素材を通して子どもたちの感情や感覚に寄り添い、心の安定を図るサポートをしてくださっていました。

子どもたちは皆、真剣な表情で粘土に向かい、自分の手で粘土をこねたり、形を作ったりすることに夢中になっていました。

粘土の感触や土の匂いを五感で感じながら、集中力を高めている様子がうかがえます。思い思いの作品づくりに集中し、時には道具を使って細かな表現にも挑戦していました。

講師の先生は、子どもたちの目線に合わせて、非常に温かい言葉がけと丁寧な指導をしてくださいました。熱心に先生の説明を聞く子どもたちの姿からは、粘土への興味と意欲が伝わってきます。保護者の方々も、制作のサポートや見守りをしてくださり、和やかな雰囲気の中で活動が進みました。

親子で一緒に粘土を触り、協力しながら作品を作る姿も見られました。おうちの方が優しく見守る中で、隣の子どもが丁寧に作業を進める様子は、安心感の中で表現を楽しむことの大切さを物語っています。

粘土を思い切り叩いたり、丸めたり、形を変えたりすることで、日々の気持ちを粘土に込めることができる、貴重な体験となりました。

完成した作品は、これから焼き上げて、また後日子どもたちにお渡しする予定です。世界に一つだけの素敵な作品が仕上がるのが、今からとても楽しみです。

ご協力いただいた講師の先生、そしてご参加くださった保護者の皆様、ありがとうございました。