11月27日(木) 体育の学習(3年生)
- 公開日
- 2025/11/27
- 更新日
- 2025/11/27
3年生
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爽やかな秋晴れの下、体育の授業では「一輪車」の練習に取り組んでいました。
一輪車は、ただ乗って遊ぶだけでなく、スポーツ庁が推奨する「身につけておきたい36の基本動作」を複合的に鍛えることができる、非常に効果的な運動教材です。
一輪車に乗ることは、36の基本動作の中でも特に高度なバランス能力を必要とします。
「乗る」:不安定な用具の上に重心を乗せる動き。
「渡る・立つ」:バランスを崩さずに姿勢を保ち続ける動き。
子どもたちは、ペダルをこぐ足の力加減と、姿勢を保つ体幹(背筋や腹筋)のバランスを微調整しながら、何度も挑戦していました。
これは、あらゆるスポーツの土台となる「体の軸」をつくる大切な経験です。
写真からも伝わる通り、今回特に素晴らしかったのは、子どもたちが互いに協力し合う姿です。
「支える」:友だちが倒れないように体重を受け止める。
「組む・引く」:手を取り合って、相手の動きに合わせて自分の位置を移動する。
一人では難しいことでも、友だちの手や肩を借りることで恐怖心が和らぎ、「できた!」という感覚を掴むことができます。補助をする側の子も、相手の動きを予測して動くため、相手を思いやる気持ちと身体調整能力が同時に育まれています。
体のバランスをとる動き: 「立つ」「乗る」「回る(回転)」
体を移動する動き: 「歩く(補助する際)」
用具などを操作する動き: 「支える」「組む」「押す」
転んでも「もう一回!」と立ち上がるたくましさと、友だちと手を取り合う優しさなど、3年生の一輪車の学習は、身体能力だけでなく、心の成長にもつながる大切な時間となっていました。