5月21日(木) 理科の学習(5年生)
- 公開日
- 2026/05/21
- 更新日
- 2026/05/21
5年生
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5年生の理科では、「植物の発芽と成長」についての学習を進めていました。
これまでの実験から、インゲンマメの種子が発芽するためには「水」「空気」「適した温度」の3つが必要であることを突き止めました。
今回はさらに一歩踏み込んで、
「植物はどこから成長するためのエネルギーを得ているのだろう?」
「そもそも、どうして発芽すると子葉はしぼんでしまうんだろう?」
という謎に迫る実験を行いました。
インゲンマメの種子の大部分を占める「子葉」には、最初からたくさんの「でんぷん」が詰まっています。
自力で日光を浴びて栄養を作ることができない植物にとって、この子葉が、エネルギー源としての役割を果たしていました。
本当にそのエネルギー源は食べ尽くされているのか、「でんぷん」があるかどうかを調べる「ヨウ素液」を使って実験しました。
まだ発芽していない種子と、発芽した後に役目を終えてしぼんでしまった子葉を切り、それぞれの切り口にヨウ素液を垂らして色の変化を観察しました。
「発芽前の種子は、きれいで濃い青むらさき色になった」
「でも、しぼんだ子葉の方は、色が変わらない(茶褐色)」
タブレット端末を使って色の変化を撮影し、友達と画面を見比べながら熱心に考察していました。ヨウ素液が青むらさき色に変わるということは、そこにでんぷんがあるという証拠です。
この実験を通して、子どもたちは大きな結論にたどり着きました。
1つの発見からまた次の疑問へと、子ども達の科学的な探究心は、こうした実験を通して、これからもどんどん膨らんでいきそうです。
この単元では、単に「でんぷんがある・ない」という知識を覚えるだけでなく、子ども達自身が「問い(なぜしぼむ?)をもったら、条件を整えて実験し、証拠を基に論理的に考える力」を育てることを一番のねらいとしていました。
また、一人ひとりの気付きをタブレット端末で記録し、友達と共有し合うことで、「協働的に深く学ぶ力」を高めることも大切にしていました。限られた時間の中で、実験から考察まですることはとても難しいことです。
子ども達には、こうした学習を通して、自ら「問いを立てる力」を身に付けさせられたらきたらと願っています。