学校日記

9月9日(水) なんブックさんによる読み聞かせ

公開日
2026/09/09
更新日
2026/09/09

学校生活

毎週水曜日の朝の時間に、読み聞かせボランティア「なんブックさん」の皆様にお越しいただいています。子ども達はこの時間が大好きです。

今週も各クラスで、ボランティアの皆様が選んでくださった絵本との素敵な出会いがありました。

ある教室では、絵本『みやこかがみ』の読み聞かせが行われていました。

この作品は、自分の姿を見たことがない時代に鏡を見た時の反応についておもしろくまとめたお話です。

今まで鏡を見たことがなかった男が、そこに映った自分の姿を見て「亡くなった父親が生き返って鏡の中にいる」と勘違いし、大喜びで家に持ち帰って宝箱に大切にしまい込みます。男は毎日のように一人で箱を開けては鏡の中の「父親」に話しかけていました。その様子を不審に思った妻が、男の留守中にこっそり箱を開けて鏡を覗き込みます。すると、そこには若い女の顔(妻自身の姿)が映っていたため、「夫は都から若い女を連れ帰って隠していたのだ」と激怒し、夫婦で大喧嘩になってしまうというユーモラスなお話です。「鏡」という存在を知っている現代の子ども達にとっては、「昔の人はこんな勘違いをしたんだ」と昔の人の暮らしや知恵、狂言などの伝統文化に親しむよい機会になりました。
高学年の教室では、ボランティアの方が語りかける言葉にじっと耳を傾け、不思議なお話の展開と古典ならではのユーモアに引き込まれるように集中して聞き入る子ども達の姿が見られました。

他にも、各教室でボランティアの皆さんが選んだ素晴らしい絵本がたくさん紹介されており、どの子も絵本の世界を心から楽しんでいました。

こうした素晴らしい本との出会いや、ボランティアの皆さんと触れ合う温かい時間は、子ども達の感性や思いやりの心を豊かに育んでくれています。

いつも素敵な朝の時間を本当にありがとうございました。