10月9日(水) 算数の授業(5年生)
- 公開日
- 2024/10/09
- 更新日
- 2024/10/09
5年生
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分数倍を使った問題について考えていました。赤30cm・青20cm・黄10cm・白15cmのテープの長さについて、2つのテープを比べて何倍になるのかを学習しました。この単元の難しいところは、整数倍で表されるものと小数でも表せられないものがあることに気付かせ、分数で表示することを知ることです。
「赤のテープは、白のテープの何倍ですか」という問いに、30÷15=2という解決をさせるのではなく、「白のテープの何倍が赤のテープになるのか」ということから15×□=30を立式させ、その上で、30÷15=2を導き出します。
同様の問題を出して、簡単に解決をさせた上で、「青のテープは、白のテープの何倍ですか」と聞くと、子どもたちは、15×□=20と考え、20÷15を計算し始めます。
そうすると、1.333となり、小数でも表せないことに気付いていました。そんな中、分数を学習してきたことを思い出した子どもが、分数で答えを出し、その子どもを「そういう表し方あったよね」「すごい!よく気付いたね」と称賛していました。
子どもたちが苦手とする「割合」につながる内容のため、こういう風に立式しなさいという画一的な指導ではなく、根本の理解を促す教え方に徹することで、子どもたちの力が身についていきます。