2月12日(水) 体育の学習(5年生)
- 公開日
- 2025/02/12
- 更新日
- 2025/02/12
5年生
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ゴール型の学習をしていました。球技の「ゴール型」とは、コート内で攻守が入り交じり、手や足などを使って攻防を組み立て、一定時間内に得点を競い合うことを課題とした内容です。
攻撃側にとって易しい状況の中で、投げる、受ける、止める、運ぶといったボール操作と、ボールを保持する人からボールを受けることのできる場所への動きや、チームの作戦に基づいての場所どりを身に付けて得点することを目指します。
高学年では、攻撃側プレーヤー数が防御側プレーヤー数を上回る状態をつくり出したり、守備側のプレーを制限したりします。それは、攻撃しやすく、得点が入りやすくなるような簡易化されたゲームをすることで、作戦を生かしやすくすることをねらいとするためです。
今回の授業では、攻撃側が3人、防御側が2人のオールコートゲームをしていました。
シュート機会の保障、得点チャンス拡大のために、「フリーシュートゾーン」をゴール下の場所に設け、防御側が入れないようにしていました。
「フラッグフットボール」で学習した、より攻めやすい場所を探して、ボールを運んでいました。
いきなり、バスケットボールを学習するのではなく、まず、シュートがしやすい場所を探すこと、そして、その上で、シュートをすることという動きを授業者が分けて、子どもたちが活動しやすいように工夫をすることで、ねらった動きを身に付けやすくしていきます。さらに、こうした活動を繰り返す中で、「得点につなげられたのは、ボールを持たない人がどんな動きをしたからなのだろう」と問いかけ、「シュートしやすい場所に動いたから」という、子どもたちの考えを授業者の問いから引き出していきます。
授業の中で、授業者のねらいを仕掛けることで、子どもたちは、うまくいくように自然と話し合っていました。