6月20日(金) 体育の学習(幼児期の36+1の基本動作を意識した取組:特別支援学級)
- 公開日
- 2025/06/20
- 更新日
- 2025/06/20
4・5・7・8・9組
+3
体育館が使えなかったので、プレイルームにマットや跳び箱を運び、体育の学習をしました。
36+1の基本動作とは?
36+1の基本動作とは、幼児期に習得しておきたい基本的な体の動かし方を体系化したものです。これらは「立つ」「座る」「歩く」「走る」といった日常的な動作から、「跳ぶ」「投げる」「捕る」といった運動能力に関わる動作まで多岐に渡っています。これらの基本動作が身につくことで、子どもたちはさまざまな運動に挑戦できるようになり、自信や達成感を育むことができます。
跳び箱運動は、36+1の基本動作の中でも特に以下の要素を総合的に育むことができる優れた運動です。
今日の授業では、「両足での強い踏み切り」「素早い回転」「両手で支える」を意識して活動しました。
台上前転では、助走から踏み切り、跳び箱に手をついて体を支え、前方に回転して着地する一連の動作が必要です。この過程で、「走る」「跳ぶ」「体を支える」「バランスをとる」といった複数の基本動作が複合的に使われています。特に、体を丸めて回転する動きや、着地時の姿勢を制御する動きは、体の巧み動きや空間認知の力を高めることができます。
開脚跳びでは、助走、踏み切り、跳び箱の上で開脚し、着地するという一連の動作が必要です。この過程で、「走る」「跳ぶ」といった移動系の動作に加え、跳び箱の上で「バランスをとる」こと、そして着地に向けて体を「操作する」力が大切になります。
授業では、異学年で一緒に学習するよさが表れていました。下級生がチャレンジするときには、上級生が「すごい」「上手」「もう少しだね」という声かけをたくさんしていました。そして、上級生は、下級生に見本となる動きを演じていました。
子どもたちは、何度も何度も挑戦し、汗を流していました。