11月13日(木) 体育の学習:競争タッチハードル(3年生)
- 公開日
- 2025/11/13
- 更新日
- 2025/11/13
5年生
+2
この時期は、本格的な高さのあるハードルではなく、段ボールやコーン、低めの小型ハードルなど、当たっても安全なものや高さが調整できるものを使って行われます。怖がらずに、走る動きと跳ぶ動きを組み合わせる楽しさを味わうことが大切です。
この授業では、「小型ハードルを調子よく走り越えることができるようになること」や「インターバルの距離やハードルの高さに応じたいろいろなリズムで走り越えることができるようになること」をねらいとして授業を行ってきました。
そして、「きまりを守り、友達と協力したり、励まし合ったりすること」を大切にして授業を考えてきました。
今日は、最終時間でしたので、いろいろなインターバルの小型ハードル走に取り組み、自分の走り越えやすいリズムを見つけ、決めたコースで、対戦相手を決めてレースを行いました。
体育が苦手な子ども達にとって、こうしたレースは、苦になります。
そこで、得意な子は、スタートラインよりも後ろからスタートし、ゴール際で均衡するレースになるよう、自分たちで工夫して競争させました。
レースは、隣り合うコースで行います。ゴールには、一人が立ち、ゴールに立つ人の手をタッチして勝敗を決めます。
このレースの目的は、勝つことではなく、全員が全力でゴールまで走りきることができる勝負にすることです。
そのために、「追いつくのか」「逃げきるのか」というゴール付近で均衡するレースを作らなくてはなりません。
子ども達は、自分たちで均衡するレースを何度も作ることができていました。
相手に勝つことでなく、相手の全力を引き出すことができていました。
チャイムが鳴っても、「もっとやりたい」という声が飛び交っていました。
写真からわかる子ども達の笑顔から、どの子も全力で取り組めていて、素晴らしい子ども達でした。